見逃し三振の書き方

3つ目のストライクを、バットを振らずに見逃したのが、見逃し三振です。図には、打席の投球の記号も入れています。

スコアブックの書き方は、チームやリーグによって、大きく2通りあります。早稲田式と慶応式です。どちらか1つを覚えれば足りるので、所属する団体の方式の図を見てください(2つの書き方について)。

早稲田式 慶応式
記入例の図(ボール1つのあと、見逃しが3つで三振)
見逃し三振・早稲田式ⅠK 見逃し三振・慶応式SO–21
書き方
マスの右下に、赤い「K」を書きます。左端の縦の列は、1球ごとの投球を書く欄です。ボールは●、ストライク(見逃し)は×で書くのが、広く見られる書き方で、このアプリの図もそうなっています。図では、ボール1つのあと見逃しが3つ続いたことが分かります(長崎県高野連の資料では、ボールは「・」、見逃しは「○」のように、別の記号を使います。投球の記号は、チームやリーグで違うことがあり、どれを使っても、3つ目のストライクまでの数え方は同じです)。ひし形の中の「Ⅰ」は、1つ目のアウトです。 分数の形で、上段に「SO」、その下に捕手を表す「2」、横線をはさんで下段にアウトの数「1」を書きます。上の欄の投球の記号は、見逃しは「×」、ボールは「●」です。
空振り三振との書き分け
早稲田式と慶応式の書き分け
早稲田式では、見逃しは赤い「K」だけ、空振りは丸で囲んだ「K」です。慶応式では、投球の記号の「×」(見逃し)と「※」(空振り)で、見分けます。三振の種類を、あとから数えるときに役立ちます。
慶応式の「2」は、捕手の番号
慶応式の注意
慶応式の図の「2」は、捕手の守備番号です。第3ストライクを捕手が捕ったふつうの三振は、捕手がアウトを取った(刺殺)という記録になるからです。捕手が捕りそこねて、一塁へ送球して打者をアウトにしたときは、一塁手がアウトを取った記録になり、書き方も変わります。
3つ目のストライクは、数え間違えやすい
両方に共通
ファウルは、2ストライクまではストライクに数えますが、2ストライクからのファウルは、ストライクを増やしません(ただし、バントのファウルは、2ストライクからだと三振になります)。見逃しの三振と、ファウルを重ねたあとの三振は、投球の列を見直さないと、数が合わなくなります。

スコアブック Web by CuViu での入力

ブラウザで使える無料の野球スコアブック「スコアブック Web by CuViu」では、次の順に入力すると、上の図のような記号が書かれます。画面の表示を切り替えると、早稲田式と慶応式のどちらでも見られます。

  1. 投球を入力する:「B」、「S」→「見逃しストライク」を3回。
  2. 3ストライク目を入れると、自動で三振・アウトになります。結果を確認して「次打者へ」を押すと確定します。

あわせて読む

空振り三振 四球 記入例辞典の一覧

この記事の図は、スコアブック Web by CuViu(版 0.4.63)の描画そのものです。早稲田式の書き方は長崎県高野連「野球スコアブックの記入方法」、慶応式の書き方は NPB 公式「スコアブックの記入方法」を参考にしています。ほかに、Wikipedia「スコアブック (野球)」の解説も参照しました(どの団体とも、提携や公認の関係はありません)。チームやリーグによって細かな書き方が違うことがあるので、迷ったときは、所属する団体の決まりを優先してください。

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