野手が打者を一塁でアウトにせず、先の走者を狙ったプレーで、打者が一塁に生きたのが野手選択(Fc)です。図は、遊撃手が二塁へ送球して一塁走者をアウトにした場面の、打者のマスです。
スコアブックの書き方は、チームやリーグによって、大きく2通りあります。早稲田式と慶応式です。どちらか1つを覚えれば足りるので、所属する団体の方式の図を見てください(2つの書き方について)。
| 早稲田式 | 慶応式 |
|---|---|
| 記入例の図(遊撃手が二塁へ送球して走者をアウトにし、打者は一塁に生きた) | |
| 書き方 | |
| マスの右下に「Fc」を書き、その下に小さく送球の順「6-4」を添えます。赤い斜線は引きません。打者は安打で出たのではないからです。 | マスの右上に「6Fc4」と書きます。打球を捕った遊撃手の「6」と、送球を受けた二塁手の「4」のあいだに Fc をはさむ形です。 |
| 走者のマスにアウトを書く | |
| 両方に共通 アウトになった一塁走者のマスに、二塁での封殺(6-4)とアウトの数を書きます。打者のマスの Fc と、走者のマスのアウトが、セットで残るようにします。 |
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| 打数には入る・安打ではない | |
| 両方に共通 野手選択で出塁した打者には、打数が付きますが、安打にはなりません。 |
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| 盗塁にならない進塁にも使う | |
| 両方に共通 守備側が走者の進塁を止めようとしなかったとき(守備側の無関心)も、盗塁ではなく野手選択として扱います。 |
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スコアブック Web by CuViu での入力
ブラウザで使える無料の野球スコアブック「スコアブック Web by CuViu」では、次の順に入力すると、上の図のような記号が書かれます。画面の表示を切り替えると、早稲田式と慶応式のどちらでも見られます。
前提:1番打者が四球で一塁に出ている状態で、2番打者の打席を入力します。
- 「打球結果」を押す。
- 「出塁」→「Fc系」→「Fc」を選ぶ。
- 数字パッドで、送球の順に守備番号をタップします(6 → 4)。
- 「決定」を押す。
- 画面の走者カード(一塁走者)を押し、「理由」で「打球」、「最終到達塁」で「アウト」を押す。
- 結果を確認して「次打者へ」を押すと確定します。
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この記事の図は、スコアブック Web by CuViu(版 0.4.63)の描画そのものです。早稲田式の書き方は長崎県高野連「野球スコアブックの記入方法」、慶応式の書き方は NPB 公式「スコアブックの記入方法」を参考にしています。ほかに、Wikipedia「スコアブック (野球)」の解説も参照しました(どの団体とも、提携や公認の関係はありません)。チームやリーグによって細かな書き方が違うことがあるので、迷ったときは、所属する団体の決まりを優先してください。
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