併殺(6-4-3)の書き方

1つのプレーで2つのアウトを取るのが併殺(ダブルプレー)です。図は、遊撃手→二塁手→一塁手とつないだ「6-4-3」です。

スコアブックの書き方は、チームやリーグによって、大きく2通りあります。早稲田式と慶応式です。どちらか1つを覚えれば足りるので、所属する団体の方式の図を見てください(2つの書き方について)。

早稲田式 慶応式
記入例の図(一塁に走者がいる場面のショートゴロの併殺・6-4-3)
併殺・早稲田式ⅡDP6-4-3 併殺・慶応式64–32DP
書き方
守備番号を、送球の順に「6-4-3」と書き、⌣の形の弧(ゴロの記号)をそえます。ひし形の中の「Ⅱ」は、この打者のアウトが2つ目であることを表します。「DP」の文字を、守備番号の斜め上に小さく添えます。 分数の形で書きます。上から、遊撃手の「6」、二塁手から一塁手への「4—3」、横線、下段の「2」(2つ目のアウト)の順です。右下に「DP」を添えます。
2つのマスに、別々に書く
両方に共通
6-4-3 の併殺では(図は打者のマスだけです)、二塁でアウトになった走者(進塁の義務があるので、タッチされなくてもアウトになる=封殺)のマスにも、そのアウトを書きます(走者側には、二塁までの送球「6-4」などを書きます)。打者側のマスだけ書いて、走者側を空けておくと、アウトの数が合わなくなります。
「一塁はセーフ」なら併殺ではない
両方に共通
二塁でアウトを取ったが、一塁の送球が間に合わず打者がセーフだったときは、併殺ではありません。走者のマスに封殺を書き、打者のマスには野手選択(Fc=打者を一塁でアウトにせず、ほかの走者を狙ったプレー)を書きます。
併殺打と打数・打点
両方に共通
併殺打は、打者に打数が付きます。ふつうは、打点は付きません(併殺の間に三塁走者が生還しても、併殺打では打点にならないのが原則です)。

スコアブック Web by CuViu での入力

ブラウザで使える無料の野球スコアブック「スコアブック Web by CuViu」では、次の順に入力すると、上の図のような記号が書かれます。画面の表示を切り替えると、早稲田式と慶応式のどちらでも見られます。

前提:1番打者が四球で一塁に出ている状態で、2番打者の打席を入力します。

  1. 「打球結果」を押す。
  2. 「アウト」→「通常アウト」→「併殺」を選ぶ。
  3. 数字パッドで、送球の順に守備番号をタップします(6 → 4 → 3)。
  4. 「決定」を押す。
  5. 結果を確認して「次打者へ」を押すと確定します。

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この記事の図は、スコアブック Web by CuViu(版 0.4.63)の描画そのものです。早稲田式の書き方は長崎県高野連「野球スコアブックの記入方法」、慶応式の書き方は NPB 公式「スコアブックの記入方法」を参考にしています。ほかに、Wikipedia「スコアブック (野球)」の解説も参照しました(どの団体とも、提携や公認の関係はありません)。チームやリーグによって細かな書き方が違うことがあるので、迷ったときは、所属する団体の決まりを優先してください。

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