犠牲フライ(犠飛)の書き方

外野へのフライが捕られたあと、三塁走者がタッチアップして本塁へ返ったのが、犠牲フライ(犠飛)です。図はライトへの犠牲フライの例です。

スコアブックの書き方は、チームやリーグによって、大きく2通りあります。早稲田式と慶応式です。どちらか1つを覚えれば足りるので、所属する団体の方式の図を見てください(2つの書き方について)。

早稲田式 慶応式
記入例の図(ライトへの犠牲フライで、三塁走者が生還した)
犠牲フライ・早稲田式WPⅠ9 犠牲フライ・慶応式’F–91
書き方
捕った野手の守備番号(図の「9」)に、⌒の形の弧(フライの記号)をそえ、全体を青い三角で囲みます。ひし形の中の「Ⅰ」は1つ目のアウトです。犠打の青い四角と、囲みの形で見分けます。左端の投球の欄の「WP」は、この打席の前の投球で走者が暴投で三塁へ進んだ、図の場面のための印です。 分数の形で、上段の「F—9」を四角で囲みます(犠打と同じ囲み方です)。下段の「1」は1つ目のアウトです。上の欄の「●」に付いた「'」は、その投球の間に走者が進んだことを表します。
打数に数えない・打点は付く
両方に共通
犠牲フライは、打数に含めません。生還した走者の分だけ、打者に打点が付きます。ふつうのフライアウトと同じ書き方にしてしまうと、打率も打点も合わなくなります。
犠牲フライにならないとき
両方に共通
フライが捕られても三塁走者が返れなかったとき、二塁走者が三塁へ進んだだけのときは、ふつうのフライアウトです。反対に、ファウルフライでも、捕られたあとに三塁走者が返れば、犠牲フライになります。
走者のマスにも書く
両方に共通
生還した三塁走者のマスに、得点の印を書きます。打者のマスの犠飛と、走者のマスの得点が、セットで残るようにします。

スコアブック Web by CuViu での入力

ブラウザで使える無料の野球スコアブック「スコアブック Web by CuViu」では、次の順に入力すると、上の図のような記号が書かれます。画面の表示を切り替えると、早稲田式と慶応式のどちらでも見られます。

前提:1番打者が四球で一塁に出ている状態で、2番打者の打席を入力します。

  1. 画面の走者カード(一塁走者)を押し、「理由」で「暴投」、「最終到達塁」で「3」を押す。
  2. 「打球結果」を押す。
  3. 「アウト」→「犠打・犠飛」→「犠飛」を選ぶ。
  4. 数字パッドで、野手の番号をタップします(例:9)。
  5. 「決定」を押す。
  6. 画面の走者カード(三塁走者)を押し、「理由」で「打球」、「最終到達塁」で「本」を押す。
  7. 結果を確認して「次打者へ」を押すと確定します。

あわせて読む

フライアウト 犠打 得点 記入例辞典の一覧

この記事の図は、スコアブック Web by CuViu(版 0.4.63)の描画そのものです。早稲田式の書き方は長崎県高野連「野球スコアブックの記入方法」、慶応式の書き方は NPB 公式「スコアブックの記入方法」を参考にしています。ほかに、Wikipedia「スコアブック (野球)」の解説も参照しました(どの団体とも、提携や公認の関係はありません)。チームやリーグによって細かな書き方が違うことがあるので、迷ったときは、所属する団体の決まりを優先してください。

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